太陽熱温水器について

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羽入の家で取付させていただいた、太陽熱温水器について記事を書いてみます。

太陽熱温水器は、太陽の熱で温水を作る、という読んでそのままの設備です。
屋根の上に上げるパネルと、タンクに分かれています。

パネルはこんな感じです。
今回は370Lのタンクにパネルを5枚組み合わせています。

カッコよさげに撮るとこんな感じです。笑
あいにく曇天ですが。笑

こちらはタンクです。
書いてある通り、「チリウヒーター」というメーカーです。
愛知県知立市(ちりゅうし)にある太陽熱温水器の老舗メーカーです。
まあタンクですので、デザインも何もありませんが。笑

写真の通り、温水器のタンクで沸かしたお湯を、一度ブレンダーという機器を通して水と混合し、使用する温度まで下げます。タンクのお湯の温度が低い場合はガス給湯器でバックアップします。
冬季間雪が降り続いても(しばらく太陽が出なくても)、ガスがあるので必ずお湯は使えます。

室内のリモコン、というか表示計です。温度と状態が表示されます。
特にスイッチも何もありません。自動で運転しています。

冬季でも太陽が出れば40度程度まで湧き上がるようです。
電気を使うのは循環ポンプの電気と表示計の電気、タンクの保温で少しだけ。
あとはバックアップでガスを少々。
基本的にお湯を沸かすのは太陽の熱というスーパーエコロジーな機器です。
電気の温水器でお湯を沸かせば発電所で重油を焚いた分のCO2が出ます。
これだと、足りないときにガスを焚いた分のCO2が出る程度。
お湯を作る熱は太陽でまかないます。

イニシャルコストが少しかかりますが、構造がシンプルなので、
修理しながら20年使うつもりであればエコキュートよりお得なのではないかと。
エコキュートは10年~15年で交換時期が来てしまいます。

正直まだまだ一般的とは言い難い太陽熱温水器。
イニシャルコストの問題と、売る側の問題(エコキュートだと説明しなくても良かったり、知識不足だったり)だと思います。(屋根の向きとかもありますが)
ぜひ皆さんに使っていただきたいなあと思います。
 

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